作りたいシーツは、どんなタイプ?

2018/10/29

作る前の準備

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作りたいシーツは、どのようなタイプですか?

シーツと言っても、ただの四角い布から布団を丸ごと包み込むものまで何種類かあり、使い勝手も作るときの難易度も違ってきます。なかには、手作り初心者にはおすすめできないなぁというものもあります。

まず最初に、タイプ別の特徴を確認し自分に合ったシーツを決めましょう。





シーツのタイプと特徴

おおまかに3タイプに分けてみました。


  1. 四角い布
  2. 布団の一部を覆うもの
  3. 布団全体を覆うもの







1 四角い布のタイプ




フラットシーツ。
四角いだけの一枚の布。
上下左右を布団の下に敷きこんで使用します。
敷布団、マットレスどちらでも使用可能。




メリット
  • 安い
  • 取り外しが簡単
  • 畳んだ時にコンパクト
  • つけた時、角がピシッとして美しい

デメリット
  • ずれやすい
  • 取り付けにやや時間がかかる




2 ゴムが入ったタイプ




リネン  ボックスシーツ


布団やマットレスににかぶせて使用するタイプです。
敷布団用は、フィットシーツワンタッチシーツ、マットレス用はボックスシーツと呼ばれることが多いようです。


メリット
  • 付けはずしが楽
  • ずれにくい


デメリット
  • きれいに畳めない
  • 畳んだ時かさばり、収納時に美しくない
  • 取りつけた時の姿がいまいち
  • だんだんゴムが伸びてくる






3 ファスナーがついたタイプ




リネン敷布団カバー


布団を丸ごと包み込むタイプです。
寝具を汚れや埃からカバーする目的で使用することが多いようです。
ファスナータイプのリネンシーツってどう?



メリット
・ズレない
・寝具をほこりや汚れから保護できる


デメリット
・高い
・付け外しに時間がかかる








手作りシーツの難易度









もっとも簡単に作れるのは、フラットシーツです。
工夫すれば、2か所縫うだけで完成です。短時間で手作りシーツのお得感を味わえるので、初めてリネンシーツを手づくりする方におすすめです。


それに比べると、ボックスシーツやファスナーのついた布団全体を覆うタイプは、作業工程が多く時間がかかります。特に、ファスナーのついたタイプは使用する布量も多いため、初心者には扱いづらいかもしれません。

何も考えずに作り、挫折しかけました(^^;)
リネンで布団カバーを手作りしたときの記録 



つけ外しが楽という点でもフラットタイプの手作りをおすすめします。








購入したほうがお得な場合とは


シーツを手作りすれば、安くできます。
特に上質のリネン生地を使ったシーツは、手づくりのお得感を味わえます。
お金の節約


だからといって ”何が何でも手作り” にこだわる必要はありません。

うまく手作りと購入を使い分けましょう。
時間が無かったり針仕事が苦手な方には、既製品の購入をおすすめします。
サクッと購入してリネンシーツの快適さを味わい、空いた時間は別の事を楽しんだほうが有益だと思うのです。
時間の節約


我が家では、手作りを基本にしつつお買い得品を見つけた時は購入しています。
そのさいに便利なのがこのふたつ

思わぬ掘り出し物が見つかることがあり、ちょっとした宝探し感覚で楽しめます😃
お裁縫スキル・時間・お金など、自分なりのバランスで手作りシーツを楽しみましょう。


次、布を準備しよう





自己紹介

自分の写真
リネンシーツに魅了されて二十数年。 手作りしたら安いのでは? という軽い思い付きで作ってみたら、初心者すぎて数々の失敗をしてしまいました。
これからシーツを作る方の参考になれば幸いです。

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