リネンシーツは、ひんやりとして夏の寝具として最適です。
難点は、買うといいお値段がすること・・・
でも、手作りなら材料費のみでできちゃいます。浮いたお金でワンランク上の生地を使ってみるのも、手作りならではの贅沢です。
作ると言っても、ちょっとした工夫でおどろくほど簡単にできますから、ぜひチャレンジしてみてください♪
手作りに向いているリネンシーツとは
シーツといっても色々なタイプがあります。ざっくり分けて3つ。
簡単に作れるものとそうでないものがあります。
ここでは、簡単にできるフラットシーツの手作りをおすすめしています。
図のように布の両端(裁断した部分)を縫うだけで完成します。
作り方と言っても、切って縫うだけですから、手芸は苦手…
という方も、挑戦しやすいのではないでしょうか?
簡単シーツのポイントは、次の2点です。
・幅が広い布を使う
・耳を利用する
メリットは、
・布を無駄なく使えるメリットは、
・作業が簡単になる
・短時間で出来る
作り始める前の準備は
をご覧ください。
布の選び方・必要な長さ・注意点など、実はこちらのほうが手作りシーツの肝だったりします。
リネンシーツの縫い方 4選
実際の縫い方をいくつかご紹介します。
ミシンやアイロンがなくてもできる方法もあります。お好みでどうぞ。
三つ折り→ミシン
一般的な方法です。まず、布を三つ折りにします。(折る作業は2回)
慣れていない方は、アイロン定規があると便利です。厚紙に線を引いたものでも代用できます。
アイロン1回目
アイロン2回目
たったのこれだけです。
メリット
- 仕上がりがきれい
デメリット
- アイロンで三つ折りにする作業が地味に手間
三つ巻き縫い
三つ巻き押さえ
三巻押えを使用する方法です。
これを使うと、布が勝手にくるりっと三つ折りになって縫えてしまいます。アイロンで三つ折りする手間が省けるので、ダーっと2本縫うだけで完成です。
時短!
初めて利用した時には、なぜもっと早く使わなかったのかと後悔しました。そのくらい便利な押さえです。お持ちのミシンについていたら、ぜひ使ってみてください。別売りを購入しても、何枚か縫えば元が取れた気分になると思いますよ?
※別売りを購入する時は、適合に気を付けましょう。
メリット
- アイロン不要、短時間でできる
- 端始末のための縫い代が少なくてすむ
デメリット
- 専用の押さえが必要
- 布によっては、縫いにくい場合あり
ロックミシン
端をロックミシンで処理する方法です。
ようは、布の切り口がほつれなければOKなので、見た目が気にならなけれがこの処理もありかと思います。
フラットシーツなら、端は布団の下に隠れて見えませんから。
メリット
- 短時間でできる
- 端始末のための縫い代ほぼ不要
デメリット
- ロックミシンが必要
- 使用しているうちに布がのびる可能性あり(確認中)
- 見た目がちょっと・・・
手縫い
アイロンなしで手縫い
布を三つ折りにし、手縫いで仕上げる方法です。
ミシンで縫ったものよりも、柔らかな仕上がりになります。
手で三つ折りしながら縫えば、アイロン不要です。布を引っ張りすぎて伸ばさないように注意しましょう。
手縫いはハードルが高いように感じますが、TVでも見ながらチクチク縫えばさほど苦にならないかと思います。意外と楽しいですよ。
メリット
- ミシン、アイロンが無くてもできる。
- 仕上がりがソフト
デメリット
- 時間がかかる
生地幅が足りない時の対処法
布の幅が足りない時は、布を継ぎ足す方法もあります。(ピンクの部分)
はぎ合わせとかハギと呼ばれ、一般的には図のように真ん中を避けてつなぐことが多いようです。
はぎ合わせると、そのぶん手間と時間がかかります。人によっては継ぎ目のゴロつきが気になることもあります。
特別大きなシーツでなければ、手間や使い心地を考えて幅の広い布ではぎ合わせなしで作ることをおすすめします。
でも、残念なことに幅広の生地は、あまり多くありません。
こちらで一部をご紹介しています。
⇒リネン100%で幅の広い布
おなじリネン100%の布でも、商品によって値段や質もそれぞれです。
まずは少量購入して使ってみて、納得してからシーツ分を購入されると安心かと思います。