リネンシーツは冬も使えるって本当?
ひんやりとした使い心地が魅力のリネンシーツ。
夏の寝具だと思っていたら、実は冬でも快適に使えるのだとか。冬は、ひんやりどころか暖かく感じるから、1年を通してリネンを愛用する方も多いのだそうです。
年中使用できるなら、寝具を夏・冬用にわけなくて済みます。
今まで使用していた冬用シーツを処分すれば、ちょっとした断捨離になります。少しでも身の回りがスッキリするのは嬉しいことです。
これまで『リネンシーツ=夏』という思い込みで、冬場に使用したことがありませんでしたので試してみました。
冬にリネンシーツを使ってみた
冬のリネンシーツって、寒くない?
冬でも暖かい、を期待していたのですが・・・
うーん、正直なところ微妙でした。
私は布団に入った瞬間ひんやりとして寒く感じました。
体があたたまってしまえば寒く感じることはないものの、そうなるまでの時間がつらかったです。冷え性だと、なかなかあたたまらないし😢
冬リネンは寒い、というのが我が家では多数派でした。
ひとりだけ、ひんやり感が気にならない人もいました。
彼は、普段から暑がりで冬でも気温によっては寝汗をかくことがあったので、「リネンのほうがいい!」とのことでした。
冬のリネンシーツの使い心地は?
ひんやりとして寒く感じる点がイマイチでしたが、肌触りは良かったです。
夏と同じくサラッとして気持ちよかったです。
ただし、体があたたまればの話です・・・😅
冬のリネンっていいかも?と感じたのは次の2点です。
・目覚めた時に気持ちいい
化繊の敷パッドに比べると、目覚めた時の快適さが上回っていました。
さらりとしていて、思わず足をスリスリしたくなる気持ちよさです。睡眠中の汗を吸収しない化繊に対し、天然素材のリネンは適度に汗を吸収してくれます。そのため布団内の湿度が快適になるようです。
・子供の布団はねとばしが少ない
リネンシーツを使用している間、子供の布団の跳ね飛ばしが減りました。
これも湿度と関係がありそうです。
冬のリネンシーツ 快適とそうでない人の違いは?
冬にリネンを使って、暖かく感じる人とそうでない人がいます。
暑がり寒がりといった体質や住環境の差もあるとは思いますが、それだけではなさそうです。大きく左右する要因は何でしょう?
調べてみました。
最も納得のいく答えが見つかったのが『眠りのプロショップsawada』さんの記述。
リネンカバーについての記事なのですが、次のように書かれていました。
Q:リネンのカバーは冬でも使えるのですか?
はい、細番手なら冬でも快適に使えます。
(一部省略)
この快適さを味わえるのは60番手以上の細番手のリネン麻のカバーやシーツです。これはまだ仮説ですが、このようなしくみであると考えられます。
(一部省略)
薄手の生地を使うことにより、生地に熱を奪われずに効率よく、素早く布団が暖まるのです。これが細番手のリネン麻を使った場合に冬でも快適であるという理由です。
これによると、ポイントは麻の番手。
私がリネンシーツを暖かく感じなかった原因は、細番手でなかったためのようです。
たしかに我が家では、太めの糸で織られたしっかりめのリネンシーツを使用していました。
冬も気持ちよく使えるのは、60番手以上の細番手のリネンのようです。
では、60番手以上のリネン製品を手に入れようということになるのですが、既製品だとこのくらいの値段です😅
冬でも快適なリネンを手に入れよう
では、60番手以上のリネン製品を手に入れようということになるのですが、既製品だとこのくらいの値段です😅
⇒60~100番手のリネンを使用したシーツ、カバー
眠りのプロショップsawada
生地が高価なためシーツにしてもカバーにしても少々お値段がはります。 ただし、1年をとおして利用できる点や掛カバ―なら商品寿命が長い事を考えれば、そこまで高価な買い物ではないとも言えます。 それに、手作りすれば生地代だけですみます。
まとめ
冬のリネン使いは、糸の番手が使用感を左右する
冬、暖かく使用したいなら60番手以上(細番手)のカバーやシーツにする。暑がりさんなら、細番手でなくても気持ちよく使える。
60番手以上の商品は高価だけど、年中利用できること、掛カバーなら耐用年数が長いことを考えると長い目で見るとお得。